腰痛に時期によって様々なパターンがあります。 「腰痛なんて、季節と関係ない」と思いがちですが今の時期になると①夏の疲れ②寒さ③台風など様々な気候による一定のパターンがあることが治療の中で分かってきました。 職業による腰痛もいくつかのパターンがあります。 今回は職業による腰痛の分類について。 腰痛は誰にでも起こりうる厄介な病気です。 時にはギッコリ腰で数日間動けなくなることもありますし、最悪の場合入院する場合もあります。また、軽度な場合は放っておいて気付かぬ内に治ってしまう場合もございます。職業で腰痛を考えると、SE(システムエンジニア)、事務職、騎手、運動選手、主婦などが起こし易いようです。
*今回はヘルニア・坐骨神経痛などについてはまたの機会に書きます。
SEの場合は腰痛以外に肩や特に首などを痛がる傾向があります。腰痛の場所としては比較的腰の上を痛がります。これは座っているときに浅めに座る傾向があるためです。 事務職の方は男性の場合は疲労型の腰痛で長時間同じ姿勢で座っていることが原因で腰の広範囲に重だるさがあるのが特徴です。女性の場合も男性と同じように疲労型の腰痛がありますが、それ意外に冷えによる腰痛が出やすいのが特徴です。冷えによる腰痛は比較的背骨に沿って硬い一本のラインが形成されるのが特徴的です。 騎手や運動選手の場合は主に疲労型と運動性の腰痛が多いのが特徴です。疲労型腰痛は前記の通りですが、運動性の場合は力が入った状態で急な腰の方向転換や衝撃により筋組織が損傷&疲労することが原因です。運動をしていて片側を特に痛がる時は運動性腰痛の場合があります。 最後に主婦の場合ですが、一般的に疲労型と冷え型腰痛をよく見かけます。いずれの場合も前記の通りですが、疲労型と冷え型が混合するとぎっくり腰になりやすいので特に注意が必要です。
あなたの腰痛のタイプはどのタイプですか?