律鼓心
律鼓心の効能効果
律鼓心は動悸・息切れ・気つけのお薬です。
律鼓心の主成分センソとは?
蟾酥はガマの中でも中国に生息するシナヒキガエルの線分泌物を固めて乾燥させた動物生薬です。
生薬名 | 量 | 効能効果 |
蟾酥(センソ) | 5mg | 心筋の収縮力を高め、血液循環をよくします。 また、余分な水分を排泄し、心臓の働きを助けます。 |
牛黄(ゴオウ) | 3mg | 末梢循環を改善し、心臓の働きを助けます。 |
鹿茸(ロクジョウ)末 | 5mg | 強壮作用により気力を高めます。 |
人参(ニンジン) | 23mg | 強壮作用により気力を高めます。 |
羚羊角 (レイヨウカク)末 |
6mg | 鎮静作用によりストレスなどからくる神経の緊張緩和 |
真珠(シンジュ) | 7.5mg | 鎮静作用により神経の緊張を和らげます。 |
龍脳(リュウノウ) | 2.7mg | 気力や意識の減退を回復させます。 |
動物胆 (ドウブツタン) |
6mg | 消化器の働きをよくし、他の成分の吸収を助けます。 |
蟾酥の力と歴史
動悸・息切れ・気つけに律鼓心
年齢を重ねるにつれ、動くことが少しずつ億劫になってきます。その理由として、体力の衰え、心機能の低下などがあげられます。心機能が低下すると全身に充分な血液を渡せなくなり、結果として動悸・むくみ・めまい・息切れなど様々な症状が現れてきます。 そのような場合に律鼓心を服用すると心臓の機能を高め、動悸・息切れ・むくみなどの症状を改善してくれます。 ちょっとした階段の上り下りや運動で息切れがしたり、残業続きで疲れすぎて仕事をする気力が出ない、炎天下のゴルフ・登山・農作業などで頭がボーッとするなどの症状でお悩みの方にはオススメです。
古くから信頼されてきた生薬―蟾酥
明治の初めに中国から伝わってきた薬に「六神丸」があります。これは蟾酥(センソ)や牛黄、ジャコウなど6種類の生薬を調合した作った丸薬で、センソの配合により効能のはっきりとした薬として人気になり、日本全国に広まりました。さらに、我が国で古来から使われてきたセンソ製剤と融合し、改良され、日本独自のセンソ製剤として多くの製品が発売されてきました。 いずれの処方においてもセンソが主役の一つとして配合されていることから、心臓のポンプ機能を高め、呼吸機能を高め、呼吸機能を促進して動悸や息切れに優れた効果を発揮したことで多くの利用者の支持を得たものと思われます。