更年期障害って何?
更年期障害って何歳くらいから起こるの?
更年期障害は主に閉経をむかえる40代・50代の方に起こります。しかし、ストレスや栄養状態の悪化、睡眠不足などによりホルモンのバランスが崩れていると20代や30代で更年期様症状が起こる場合もあります。
どういう症状がおこるの?
更年期障害は主に自律神経を乱し、のぼせ、冷え、ほてり、不眠、怒りっぽくなる、気分が沈みやすくなる、胃腸の調子が悪くなる、便秘、下痢など様々な症状を引き起こします。
更年期障害で治したい症状
漢方薬を選ぶときのポイントとして一番きつい症状は何かを考えていく必要があります。三田浜薬局では更年期障害で悩む方がたくさんいらっしゃいます。(ボロイ薬局だけど意外にお客さん多いんですよ)
ご相談で多い症状ベスト3
更年期障害のご相談として多いのが次の症状です。
- 1位 汗
- 2位 便秘
- 3位 不眠・イライラ(精神症状)
汗
ご相談の中で一番多いのが汗が止まらないというものです。汗が止まらないと次のような社会的影響が出てくる場合があります。
- 仕事中に汗が出て周りに余計な心配される
- 美容院・ネイルサロン・外食中に急に汗が出て、外に出るのが億劫になる
- 家族や友達、知り合いなどと一緒にいるときに汗が急に出ると恥ずかしい
- 座席が濡れるほど汗をかくことがあり座るのが怖くなる
- 次にいつ汗が出るのかが気になって疲れる
便秘
閉経間近になり、便秘がひどくなるケースがあります。今までの経験の中では比較的エッキの効き方がいいように感じます。”便秘=便秘薬”ではなく、”ホルモンも便秘に関係あるかも?”と可能性の一つとして覚えておいてくださいね。
不眠・イライラ
不眠・イライラで悩む方は正直に言って、多くはありません。しかしながら、汗や火照りの裏側に隠れていることが多いので注意が必要です。つまり、汗や火照りというわかりやすいものの裏にいるために怒りっぽくなっていたり落ち込みやすくなっていることに指摘されるまで気付かないのです。
更年期障害の漢方薬
更年期障害ほど多種多様な症状が出るものはありません。また、他の人に話しても同じような経験のある方以外に話しても共感が得られにくく、つらさもうまく伝わらない傾向にあります。しかし、漢方薬を適切に使うことにって症状を軽くすることができます。
更年期障害で用いることの多い漢方薬
- エッキ・・・更年期障害一般に使います。他の漢方薬と併用していきます
- 六味丸・・・冷えがなく汗がたくさん出る方に向きます
- 柴胡桂枝乾姜湯・・・精神症状や多汗、疲れやすい場合に用います。
他にも多数の更年期障害の漢方薬を取り揃えております。ご興味がございましたら一度ご連絡ください。