高血圧は食事から(長野県の教え)
長野県には海がなく、冬は雪に覆われるため、食糧を保存するために塩をたくさん使う文化が定着していました。しかし、行政と県民が協力して減塩に取り組み、長寿日本一になりました。ここで気づいていただきたいのが、塩と寿命の関係です。塩は人間にとって重要なものではありますが、摂りすぎると血圧が上がり、脳卒中や腎障害、心筋梗塞など様々な合併症を引き起こし寿命を縮めてしまいます。近年では、外食やお惣菜を買う機会も増え、生活スタイルの変化によってますます高血圧になりやすくなっています。
食事を見直す
塩分摂取量を減らすためには「塩分を控える」ということは皆さんご存知だと思います。もう一つ重要なのが、「緑黄色野菜の摂取」です。緑黄色野菜にはたくさんのカリウムが含まれており、そのカリウムがナトリウムの排出を促進します。 つまり、「減塩+緑黄色野菜の摂取」が高血圧に対する一番の対策となります。
高血圧の漢方薬
高血圧の漢方薬と聞くとピンと来ないかもしれません。しかし、古来より高血圧に苦しむ方は多く漢方薬にも血圧を下げるお薬はいくつか存在します。ちなみに三田浜薬局には”サイロ“という血圧を下げる漢方薬があります。サイロは高血圧でお悩みの方にとても人気がある漢方薬ですが、飲めば後は何をしてもいいというものではありません。ここでもやはり「減塩+緑黄色野菜の摂取」が基本となります。
生活スタイルにあった高血圧対策
高血圧対策をする上で見落としがちなのが対策疲れです。「野菜を摂らないといけない!」と強制すると精神的にも疲れてしまうのです。特にサラリーマンの場合、昼も野菜を摂るというのはなかなか厳しい問題です。忙しい方ほどお昼が「ラーメンだけ」「おにぎりだけ」など早く済ませられるメニューになり、野菜不足に陥りがちなのです。そういう方は三田浜薬局で取り扱っている青汁で野菜不足に対応するのが理想的です。