春の頭痛と眩暈

頭痛・眩暈・耳鳴りが出やすい時期について

4月に入りようやく暖かい日が増えてきました。しかしながら、例年に比べ雨が多く風も強いので春らしい穏やかな日は少なく、むしろ春の嵐のような日が多いのが特徴です。このような天気の変動が多い状態下では人間の脳血管は収縮と弛緩が強くなり頭痛の原因となったり、様々なストレスによって引き起こされるリンパ液の増加による眩暈などが起きやすくなります。3月の半ばから5月の半ばあたりまではこの様なご相談を多く受けます。特にゴールデンウィーク開けが一番体調を壊しやすいので注意が必要です。次の連休(海の日)まで2か月ほどは梅雨の雨に耐えなければならないこと、4月から環境が変わった仕事や学業などの疲れがドッと出ること、主にこの二つの理由によってゴールデンウィーク開けの体調が不安定になりやすいと自分は考えています。

頭痛・眩暈・耳鳴りの漢方薬

三田浜薬局では体質を考え、脈診も行い、様々な方向からその方にあった漢方薬をご提案します。一番多く使われるのは気上散や気上錠です。特に気上散は気上錠に鎮静効果の柴胡がプラスされた処方っとなっており、眩暈・耳鳴り・頭痛の方に大変喜ばれています。処方内容は苓桂朮甘湯に黄連解毒湯、さらに柴胡がプラスされた優れた処方です。首肩のコリが強い場合は緊張性頭痛も合わさっている場合もあるので首肩の緊張も丁寧に見ていきます。時には首肩の治療をお勧めする場合もございます。

頭痛・眩暈・耳鳴りでお困りの方は是非一度三田浜薬局までご相談ください。