添加物天国の現代食
今、日本では様々な食品添加物であふれています。 最近では、超有害なダイエットコーラや酸化しないように化学構造を変えたファーストフードやファミレスのプラスチックともいえる油・・。 そんな添加物の中で今回は重合リン酸塩について、書きたいと思います。 「重合リン酸塩って何?」と思うかもしれません。 結構いろんなところに入っているんです。 たとえば、ハム・袋詰め生野菜・外食の加工野菜・パン・・・。 重合リン酸塩は外食したり、お弁当を買えばほぼ入っています。 ph調整剤・変色防止・変質防止・水分保持など様々な用途があり、外食産業には欠かせないのです。
重合リン酸塩は忍者なり
重合リン酸塩は「メタリン酸ナトリウム・ポリリン酸ナトリウム・ピロリン酸ナトリウムなど」の仲間の総称です。 この重合リン酸塩が厄介なのは名前を変えていろいろなところに隠れているので入っていないと思っても、実際は入っている点なのです。 どういう風に隠れているかというと、クリームパンを作るときに下請けにクリームだけを作らせた場合には表示は「クリーム」だけでよくなってしましまうのでクリームの中に膨大な量の添加物の一つとして含まれていたり、Ph調整剤という表示の中に含まれていたりします。
重合リン酸塩は何が危険なの?
重合リン酸塩は外食産業を支える大事な化学物質です。変色を防いだり、変質を防いだり・・・。 ここで問題となるのがどうやって変色を防ぐかです。 野菜を切っておいておくと、切り口が変色しませんか?外食産業にとっては見た目が悪くなるので都合がよくありません。 ここで登場するのが重合リン酸塩!! 重合リン酸塩は野菜から出る微量な無機物をとらえて酸化を防ぐのです。 もちろん、こんなものを入れた野菜には野菜としての機能は期待できません。野菜を摂った気にはなるが実際は摂れていないのです。重合リン酸塩を含んだ食物と他の食物をとると他のミネラルも抜けてしまうのです。
新型栄養失調
最近、新型栄養失調という言葉を耳にするようになってきました。 新型栄養失調とはごはんをちゃんと摂っていたとしても、実際はカロリーだけ摂っていて、栄養素が添加物などで抜けてしまっている状態を指します。特にミネラルが不足すると落ち着きがなくなったり、正常な思考ができなくなりうつっぽくなったり、子供にいたっては授業中に席を立ったり、急に暴れたりすることもあります。 ある食に関わるNPO法人の方が、暴れたり・落ち着きのない子の原因が新型栄養失調にあると気づき、ミネラルを強化した食事指導を行った結果、授業中に席を立たなくなり成績が上がったという事例もあります。 外食が多くてミネラル不足かなと思った方はまずは自炊することから始め、体から添加物を抜いてください。「なかなか難しいよ」という方は三田浜薬局までご相談ください。